- ケーススタディ
La Tropical、QdosポンプとFaBLINEホースで定量注入精度と缶充填ライン性能を向上
Cervecería La TropicalがQdosポンプとFaBLINEホースでテトラホップ抽出物の定量注入精度と缶充填ライン品質を向上させた方法
Cervecería La TropicalがQdosポンプとFaBLINEホースでテトラホップ抽出物の定量注入精度と缶充填ライン品質を向上させた方法

Cervecería La Tropicalは、Qdos®薬液計量ポンプとAflex HoseのFaBLINE™ PTFEホースの導入により、テトラホップ抽出物の定量注入精度と缶充填ラインの性能を大幅に向上させました。
キューバに深い歴史的ルーツを持つマイアミ屈指の醸造所La Tropicalでは、Qdos 60ペリスタルティックポンプを毎日使用し、少量のテトラホップ抽出物(テトラヒドロイソアルファ酸)の高精度な定量注入と、CIPシステムにおける薬液の定量供給を行っています。以前はホップ抽出物を手動で注入していましたが、より高い安定性と効率性の実現を目指していました。
Qdosポンプの導入により、テトラホップを効率的に使用できるようになり、製品品質の安定化と、コストのかかる過剰投入の削減を実現しました。このプロセスを自動化したことで、La Tropicalは日々の手動作業や長時間の人的対応を不要にし、従業員の作業効率向上も実現しました。
Watson-Marlow Fluid Technology Solutions(WMFTS)のQdos薬液計量ポンプは、±1%の高精度と±0.5%の優れた再現性を備え、低流量域(mL/min)の微量定量注入に最適です。この高精度な制御は、ビールの泡持ちや苦味、製品品質全体に悪影響を及ぼす可能性のある過剰転化を防ぐうえで極めて重要です。

Qdosは、テトラホップ抽出物の定量注入において、La Tropicalに次のようなメリットももたらしています。
強力なCIP薬品はQdosポンプヘッド内に密閉されているため、La Tropicalの作業者が薬品に曝露されることはありません。
マイアミのLa Tropicalで醸造責任者を務めるFernando Finol氏は、次のように述べています。「以前はホップ抽出物を手動で注入していました。このプロセスを自動化し、さらに高精度化したいと考えたため、Qdosポンプを導入しました」
「ホップ抽出物の注入精度が不十分だと製品品質に大きな影響を及ぼし、市場で受け入れられない製品になる可能性があります。そのため、ホップ抽出物の定量注入では精度が極めて重要です」
「この用途では、使用するホップ抽出物の量が非常に少ないため、特に高精度が制御が不可欠です。テトラホップ抽出物は、0.2mL/minから最大でも1.2mL/minという非常に低い流量で注入しています。精度は非常に重要で、わずか0.1mLの誤差でも仕様全体に影響してしまいます」
「Qdosポンプを、醸造所内の他工程と同じ薬品でCIP洗浄できることは非常に重要です。CIP洗浄は非常に簡単で、操作性にも優れています。また、ライン内のホップ抽出物を簡単に逆流できる点も大きな利点です」
「ホップ抽出物は取り扱いが難しい素材です。一部は密閉容器で取り扱う必要がありますが、Qdosポンプなら漏れやトラブルなくホップ抽出物を定量注入できます」
「これまで使用した中で最高のペリスタルティックポンプです。Watson-Marlowのサポートチームも非常に優れています」
La Tropicalでは、Qdosホースコネクタキットの導入効果も得ています。これは、既存のプロセスラインにQdosポンプを簡単かつ安全・確実に接続するために設計された、柔軟性と堅牢性に優れたPTFEホースアクセサリです。このホースは、強力で腐食性の高い薬品にも対応し、高温環境でも使用できます。

La Tropicalはさらに、WMFTSの別の醸造向けソリューションであるAflex HoseのFaBLINE PTFEホースを導入し、缶充填ラインの効率向上を実現しました。
La Tropicalでは、PVCホースが原因で缶充填ラインに酸素が混入する問題が発生していたため、2023年に青色EPDMカバーとTri-clover継手を備えたFaBLINE(0.5")へ切り替えました。高濃度の酸素は最終製品の風味に悪影響を及ぼし、ビールの保存期間を短縮します。
帯電防止PTFEライナー、青色の外部EPDMカバー、DIN 11851継手を備えたFaBLINE(2")ホースは、瞬間殺菌装置を介したブライトビールの移送にも使用されています。これにより、他社製の一般的なビール用EPDMホースで発生していた炭酸抜けの問題を解消しました。
マイアミのLa Tropicalで醸造責任者を務めるFernando Finol氏は、次のように述べています。「当社の缶充填ラインでは溶存酸素の混入量が多く、ビール品質に深刻な悪影響を及ぼしていました。原因が使用中のホースにあるとわかったものの、問題を解決できたのはライン立ち上げから4〜5か月後でした」
「溶存酸素が10ppb(10億分の1)増えるごとに、ビールの保存期間は1か月短くなります。これは非常に大きな影響で、ビールの風味特性が大きく変化します。溶存酸素はビールの最大の敵です。しかし、FaBLINEホースによって溶存酸素量を50ppb削減でき、必要な仕様範囲内に収めることが可能になりました。非常に大きな効果がありました」
「当社の缶充填ラインでは12本のFaBLINEホースを使用しており、酸素混入をほぼゼロまで低減できました」
「ブライトビールタンクから瞬間殺菌装置までの工程でFaBLINEホースを使用し、炭酸化済みビールを移送しています。この用途でFaBLINEを使用する前は、EPDMホースでは泡立ちによって炭酸が大きく失われていました。EPDMホースは経時的に内面へシワや粗面が生じ、それが気泡核となって炭酸抜けの原因になっていた可能性があります」

「FaBLINEは特許取得済みのスムーズボア構造により、炭酸抜けや泡立ちによるビールロスを低減し、生産効率向上に貢献しています。また、CIP対応であることに加え、当社プロセスで使用するあらゆる薬品や温度条件に耐えられる点も大きなメリットです」
「このような問題を抱えてきた醸造所にとって、FaBLINEは最高の投資の1つです。これほど優れた性能を発揮するとは思っておらず、期待を大きく上回りました」
「ホースアセンブリ全体が非常に堅牢で、内面も非常に滑らかに仕上げられています。過酷なサニタリープロセス用途向けに設計された、極めて高品質なホースであることがよくわかります」
「プロセス性能の観点から見ても、トライアル結果は非常に良好でした。ビールの移送中、溶存酸素(DO)には測定可能な増加が認められませんでした。溶存二酸化炭素(CO2)にも著しい変化はありませんでした」
「非常に滑らかなインナーライナーにより、安定した流体移送が維持され、移送中のCO2放散も抑制されているようです」
「これは私が醸造現場で実際に扱った中で最高品質のプロセスホースです。このカテゴリーでこれ以上の製品は市場にないと思います。長寿命、衛生性、そして過酷な運転条件に対応できるよう設計されていることが明確にわかります。最大限の堅牢性とプロセス衛生を求める醸造所にとって、FaBLINEは非常に優れたソリューションだと思います」
FaBLINEは次のメリットを提供します。

La Tropicalでは現在、マイアミの醸造所向けにQdosポンプおよびAflex FaBLINE PTFEホースの追加導入を検討しています。具体的には、CIP薬液注入用のQdos H-FLO 300を3台、ホップ抽出物用のQdos 30を1台、樽ライン用のQdosを1台、さらに麦汁移送用のFaBLINEホースです。
食品および飲料プロセス用のPTFEホース