- ケーススタディ
Sani Membranes、Vibro® Membrane Filtration(VMF)向けにWatson-Marlowポンプを採用し、低せん断かつ高精度・高信頼性の流量制御を実現
Watson-Marlowのペリスタルティックポンプ、チューブ、シングルユースソリューションが、低せん断かつ高精度・高拡張性の流量制御でSani MembranesのVMFプラットフォームを支援
Watson-Marlowのペリスタルティックポンプ、チューブ、シングルユースソリューションが、低せん断かつ高精度・高拡張性の流量制御でSani MembranesのVMFプラットフォームを支援

Sani Membranesは、アップストリームおよびダウンストリームのバイオ医薬品製造プロセスで使用されるVibro® Membrane Filtration(VMF)システムにおいて、信頼性の向上と製品への負荷低減を実現するため、Watson-Marlowのペリスタルティックポンプを採用しました。
VMFは、細胞回収および濃縮工程における精密ろ過に最適な、汎用性の高い精密ろ過・限外ろ過ソリューションです。一般に最大1000cPの高粘度流体に対応できます。VMFは、幅広いろ過、分離、清澄化、濃縮用途において、ファウリングの低減、透過率の向上、優れた製品品質、そして高い歩留まりを実現します。また、ラボでの実現性評価やプロセス開発から、産業規模の生産まで対応可能な構成を取り揃えています。
Vibro®システムは、連続的かつ統合型のバイオ医薬品製造プロセス向けに設計されているため、Sani Membranesでは、繊細な細胞を保護できる、使いやすく低せん断で、高精度な流量制御と実績ある信頼性を備えたポンプを必要としていました。Watson-Marlowのポンプ製品群はこれらすべての要件を満たしており、Sani Membranesは現在、Watson-Marlowのペリスタルティックポンプ(100/300/500/600シリーズの筐体型ポンプおよび500シリーズDriveSureパネルマウントポンプを含む)、Watson-Marlowチューブ(PureWeld)、ならびにWMArchitectTMシングルユースソリューションを、Vibro®ユニットの標準構成として採用しています。
これらのポンプは、プロセス要件に応じて、処理対象の流体用の供給ポンプまたは混合流ポンプとして機能します。また、必要に応じて透過液の流量制御も行い、VMFが提供する独自のプロセス制御を実現します。Watson-Marlowのペリスタルティックポンプは、安定した信頼性の高いコンタミネーションフリーの運転を実現します。また、幅広いポンプラインアップにより、Sani Membranesは各システムに最適な流量を選択できます。

Sani Membranesにとって重要なポンプ要件の1つは、小規模なラボシステムから大規模な産業用ソリューションまでスケールアップできることでした。
Sani Membranesのグローバルセールス・プロセステクノロジーマネージャーであるMichael Juul Jensen氏は、次のように述べています。「当社のシステムをまず小規模で導入し、その後、大規模生産へと拡張されるお客様もいます。膜面積を35cm2から80m2へ拡大する必要が生じる場合もあります。これを実現するうえで不可欠なのが、高精度な流量制御です。以前は他社製ポンプを使用していましたが、現在は製薬・バイオテクノロジー市場に注力しており、求められる要件も格段に厳しくなっています。そのため現在では、より優れた制御性能を備えたWatson-Marlowの高品質ポンプと組み合わせて、当社のフィルターを提供しています」

「Watson-Marlowのポンプを採用することで、世界的に高い評価を受けているブランドとパートナーシップを築くことができます。当社のお客様の多くは、すでに自社ラボでWatson-Marlowのポンプを使用しており、その性能や使い勝手をよく理解しています。そのため、信頼性や操作性の面で、お客様の要件を満たせることを改めて説明する必要はありません」
ローカル技術サポートと安定した供給体制も、Sani Membranesが小型ポンプ、チューブ、シングルユースアセンブリのパートナーとしてWatson-Marlowを選定した重要な理由でした。
ライフサイエンス部門でストラテジック・アカウント・リードを務めるClaus Andersen氏は、次のように述べています。「Sani Membranesは2025年、競合他社製品からWatson-Marlowのポンプおよびチューブへ切り替えました。これは、Watson-Marlowがバイオ医薬品業界で高い評価を得ていたためです。Sani Membranesの顧客にとって、グローバルな技術サポートに支えられた信頼性の高い技術を導入することは不可欠でした。Watson-Marlowは、多くの製品に5年保証を提供するとともに、強力な供給ネットワークを構築しています。信頼性とグローバルサポートは、Sani Membranesにとって極めて重要です」
Michael Juul Jensen氏は、さらに次のように述べています。「当社は機器を世界中に出荷しています。そのため、出荷したポンプが品質上の問題によって故障すると、さまざまな問題が発生するだけでなく、当社技術への信頼にも影響を及ぼしかねません」
「Watson-Marlowのポンプを採用することで、世界的に高い評価を受けているブランドとパートナーシップを築くことができます。当社のお客様の多くは、すでに自社ラボでWatson-Marlowのポンプを使用しており、その性能や使い勝手をよく理解しています。そのため、信頼性や操作性の面で、お客様の要求を満たせることを改めて説明する必要はありません」
「また、最適なポンプ選定や、Sani Membranesの営業チーム向けトレーニングに関しても、優れたローカルサポートを受けています」
Sani Membranesにとって、Watson-Marlowポンプのもう1つの重要な利点は、製品への負荷を抑えた低せん断ポンピングにより、プロセス全体を通じて繊細な細胞や分子を保護できる点です。
Michael Juul Jensen氏は、次のように述べています。「当社技術の大きな特長の1つは、低せん断ろ過プロセスを実現していることです。当社の技術は、細胞生存率が重要なKPIとして評価されるような、繊細な細胞を扱う用途に適しています。そのため、周辺機器にも同様の性能が求められます。遠心ポンプのように細胞へダメージを与えるポンプは使用できません」
Claus Andersen氏も次のように述べています。「Sani Membranesは、遠心ポンプの吸引性能に関していくつかの課題を抱えていました。システム内に空気が混入している場合でも、当社ポンプの高い吸引性能は重要な役割を果たします。遠心ポンプでは、回転数が高すぎると、繊細な分子や細胞にダメージを与える可能性があります。そのような損傷は、Sani Membranesの顧客に大きなコスト負担をもたらします」
「当社ポンプには、Sani Membranesが以前使用していたポンプと比べて、洗浄しやすく、より高精度であるという利点もあります。また、Sani MembranesではWatson-MarlowのBioPureコンポーネントおよびWMArchitectシングルユースアセンブリも採用しているため、同社の流体移送要件に関して包括的なソリューションを提供できるようになりました」

Watson-Marlowポンプは制御バルブとしての機能も備えているため、Sani Membranesでは透過液流量を制御するための調整バルブが不要になりました。
Michael Juul Jensen氏は、次のように述べています。「当社では、制御バルブとしての機能も備えた容積式ポンプを必要としていたため、Watson-Marlowのペリスタルティックポンプは理想的な選択肢です。透過液流量を高精度に制御する必要があるため、以前はバルブ、マノメーター、流量計を使用していました。しかし現在では、Watson-Marlowのペリスタルティックポンプを使用することで、透過液調整バルブが不要になりました。ポンプを調整することで、透過液流量をより高精度に制御できるようになりました。そのため、Watson-Marlowポンプの導入は、当社システムの大きなアップグレードとになりました」
Vibro® Membrane Filtration(VMF)技術は、微生物培養および哺乳類細胞培養プロセスの両方において、培養液から細胞を除去する効果的な手法として実証されています。
Vibro® Membrane Filtration(VMF)の用途には、以下のようなものがあります。
Sani Membranesは、Watson‑Marlowのポンプおよびコンポーネントを採用することで、以下を実現しています。
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